闇金業者はヤクザなのか？この記事では現役の法律家への取材のもと、その実態を紹介しています。

 

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闇金には、一般人と暴力団系のものがある

 

闇金業者の中には、一般人が運営するもの、暴力団関係の者が運営するものがそれぞれあります。
しかし、一般の者が運営する闇金業者が圧倒的に多いのが現状です（2024年時点）

 

一般人運営の闇金が増えた理由

2003年までは山口組五稜会と呼ばれる暴力団が運営する闇金が1000店舗あり、数千億円の収益を上げていたと言われています。
しかし、同年2003年に闇金業者からの取り立てを苦にした、大阪八尾市での集団心中がきっかけとなり、闇金グループのトップが逮捕されたのです。
この年を境に闇金の摘発が強化され、次第に店舗型の闇金業は少なくなりました。

 

その結果、2024年時点では身元不明の携帯電話と口座だけで営業する「店舗を持たない闇金」が9割を占めています。彼らの多くは暴力団には属していない一般の者です。

一部残っている暴力団関係の闇金業者

2024年の5月22日に警視庁は出資法違反により男女4人の逮捕を発表しました。

警視庁は5月22日、昨年10月から今年2月にかけて国に無登録で貸金業を営み、男女9人に計約180万円を貸し付け、法定金利の3・4～17・9倍の利息約68万円を得たとして、男女4人を出資法違反などの容疑で逮捕したことを発表した。
週プレNEWSより引用

この4人のうちの1人が旧五稜会という暴力団の関係者でした。
しかし、以前の様に堂々と営業しているのではなく、店舗を持たずホームページでお客を集め、電話を通じて顧客の口座に入金し、そのお金を出し子が引き出してコインロッカーに納めるなど巧妙に捜査を攪乱する手口が使われています。

闇金との関係を切る解決方法

暴力団関係者が運営する闇金か、そうでない闇金なのかは被害者には分からないはずです。
仮に、一般の者が営む闇金であっても、脅迫のために暴力団関係者を装うこともあります。
そのため、闇金との縁を切るには、まず闇金に強い司法書士や弁護士などの法律家に相談しましょう。
闇金業者の多くは、闇金に強い司法書士や弁護士が介入することで取り立てを停止します。
その理由は、闇金との交渉力に長けた法律家と揉めてしまうと、個人では動かすのが困難な警察であっても本格的に捜査を開始する恐れがあったり、商売道具である銀行口座やスマホを強制凍結されてしまう恐れがあるためです。

 

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闇金では無く、暴力団関係者とのトラブルに巻き込まれている場合

実際に暴力団の者から直接お金を借りていて、相手が暴力団関係者であることが明かである場合、警察の担当窓口に連絡をしてください。

暴力ホットライン（24時間）
電話番号：03-3580-2222
暴力団から脅されている、因縁を付けられ金品を要求されている、取引に暴力団が絡んでいる、暴力団をやめたい、暴力団に入るよう勧められている、貸した部屋がいつの間にか暴力団事務所になっているなど、暴力団に関することで困っている方は暴力ホットラインへご相談ください。
警視庁HPより引用

 

まとめ

• 暴力団関係の闇金業者は少ない
• 闇金との関係は闇金に強い司法書士、弁護士が介入することで早期解決が可能

 

闇金業者の多くは、暴力団にも属していない者も多くいます。
それでも、闇金業者の嫌がらせによって受けるデメリットは大きいので、関わり続けることにはリスクがあります。
闇金業者と離れることを望んでいる方は専門知識のある法律家へ依頼することで、早い段階で解決することが可能です。