闇金業者が数万円支払えば和解するという提案をしてくることがあります。

 

「これで取り立てや支払いが止むのなら・・」とついつい闇金の提案に乗ってしまいたくなりますね。

 

しかし、ここで闇金の言う通りにお金を払っても、本当に取り立てを止めてもらえる保証はありません。

 

この記事では、この和解交渉の危険性についてまとめています。

 

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闇金との元金和解交渉とは

 

闇金との元金の和解交渉とは闇金の被害者が業者に対して返済が出来なくなった際に、幾らかのお金を支払うことで今後の支払いや嫌がらせを一切止めてもらうという条件で和解を承諾してもらう交渉のことです。

 

自分で和解交渉しても約束が守られない可能性が高い

 

闇金業者は被害者との約束を破っても特にリスクが無いので、取り立てが続く可能性が高い

 

法律家（司法書士や弁護士）とは異なり、一般の方は、闇金業者に対して「引いた方が得だな」と思わせるだけの交渉材料を作ることが出来ません。

 

むしろ、闇金の被害者は勤務先や実家の連絡先という弱みを握られている状態なので、闇金業者と対等以上の関係になることは難しいと言えます。

 

この様な力関係で闇金が和解を口にしたとしても、恐らくその約束は守られることは無く、被害者は何度も金銭を請求される可能性が高いのです。

司法書士や弁護士が交渉すると何故闇金は諦めるのか？

「闇金問題は法律家（司法書士や弁護士）へ相談してください」ということは、生活消費センターでも案内されています。
それでは、そもそも闇金に強い法律家が介入した時に、あれだけ強気だった闇金業者が何故離れていくのか？

 

 

闇金との交渉に長けた法律家を敵に回してしまうと、法律家が証拠を整理して提出したりと警察が業者の摘発に向けて本格的に動き出す可能性があります。
法律家は闇金の商売道具であるトバシの携帯、トバシの口座を強制解約、強制凍結することもできるため、闇金にとっては法律家と揉めても良いことは何も無いのです。
※トバシとは、身元が分からない様にしたもののこと。

 

闇金業者は、「法律家が関わった顧客を深追いするよりも、次の顧客を探した方が得だな」という判断をして、闇金業者は顧客から離れるという訳です。

 

闇金との関係を確実に断つなら法律家へ

闇金業者から和解を提示されても応じるのは危険です

 

何故なら、闇金業者は被害者との約束を破っても何も怖いものが無いので、その後も金銭を請求される可能性が高いためです。

 

闇金との関係を完全に断つのであれば、闇金に強い法律家へ依頼をした方が、業者が後から難癖を付けて金銭を請求してきたり、勝手にお金を振り込まれて利息を請求されたりといったことが無いので後腐れなく生活の再建に取り組むことが出来ます。

 

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まとめ

• 闇金に和解を提示されて応じても闇金が離れる保証は無い
• 個人が闇金と和解交渉しても約束を破られ、その後も金銭を請求される可能性が高い
• 闇金を関係を断つなら闇金に強い法律家へ依頼した方が確実

 

闇金業者は被害者との約束を破っても怖いものがありません。
闇金業者から和解を提示されたとしても、闇金に強い司法書士、弁護士を介入させなければ闇金業者は何度も金銭を請求してくる可能性が高いでしょう。

 

闇金から和解を提案されたら、まず闇金に強い司法書士、弁護士などの専門家に相談だけでもしておくと、ご自身の中に専門家の意見が加わり、更に選択肢も増えるので冷静に判断が出来る一助となるはずです。